媒体に掲載する前に採用数を事前予測する方法とは?

媒体に掲載したいけど、どのくらい採用が出来るのか不安と言う事ありますよね。

特に現代は超売り手市場と言われており、100万円以上する広告を購入しても採用がゼロと言う事も少なくありません。

しかし、事前にどの程度の採用が得られるのか予測する方法があります。

採用数を求める方程式

採用数を事前に予測する方程式がこちらです。

【職業希望者数】×【通勤可能率】×【認知率】×【応募率】×【採用率】=採用数

この方程式に数字を当てはめていけば掲載する前に採用数の予測が出来ます。

つまり、無駄に高い広告費を払う必要がなくなると言う事です。

また、採用数が目標に満たない場合は現在のプランよりも高いプランを購入しなければならないという目安にもなります。

無駄のない広告が打てるという点で、採用担当者なら必ず知っておいた方が良い方程式です。

職業希望者数の出し方

まずは、職業希望者の出し方を見てみましょう。

こちらは、募集する職業を希望する人が全国に何人いるのかを求めます。

このデータは厚生労働省が有効求職数と言う名前で職種別のデータを出しています。

例えば、平成30年12月の清掃員の仕事を求める人は3万9000人います。

しかし、実際はハローワークに行っていない人と、清掃員とは答えてないが清掃員になっても良いと思っている人が3倍近くいると思われるので合計で11万7000人いるとします。

これで、全国の清掃員における職業希望者は11万7000人となります。

通勤可能率の出し方

先ほど、求めた職業希望者数は全国の希望者の総数です。

ここから、実際に通勤可能な範囲の人間を絞り込む必要があります。

こちらは、実際に通勤可能な市町村区を確認し、それらの人口割合を調べれば大丈夫です。

例えば、横浜市を通勤可能エリアだとします。

そうすると、横浜市の人口は370万人なので日本人口1億2000万人に対する割合は3%となります。

つまり、3%が通勤可能率となるのです。

認知率の出し方

この認知率が広告掲載により何人に見られるかと言う数字になります。

例えば300PV取れるプランの場合、通勤可能エリアにいる人の何%に見られることになるのかを計算します。

先ほどの続きで清掃員×横浜市の数字に当てはまて行きましょう。

全国11万7000人の清掃員候補×通勤可能エリアである横浜市の人口割合3%=3510人となります。

この3510人が横浜市にいる清掃員候補となります。

つまり、この場合は認知率が約8%となるわけです。

ちなみに、どの程度の閲覧がされるかは過去の経験則から分かると思います。

「バイトルのDプランなら200PVは余裕だな」、「マイナビバイトのスタンダードなら100PVは行くな」とこんな感じの適当な経験則で大丈夫です。

もし、分からなければ同業他社の効果事例から平均PVを出すのもいいでしょう。

応募率・採用率の出し方

こちらも企業によって異なりますのでそれぞれ過去の経験則から応募率・採用率を出してください。

あくまでも目安ではありますが分からない場合は、応募率は1%、採用率は20%ぐらいで計算すれば問題ありません。

清掃員×横浜市のシミュレーション

上記のデータを参考に清掃員を横浜市で募集する場合のシミュレーションをしてみましょう。

使用するデータ

  • 全国の職業希望者数=11万7000人
  • 通勤可能率=3%
  • バイトル・マイナビ掲載で合計300PV=8%
  • 応募率=1%
  • 採用率=20%

117000×3%×8%×1%×20%=0.56人

シミュレーションの結果ではバイトルとマイナビに掲載しても一人も採用できない事になります。

つまり、もっとPVを集められるプランを選択するか通勤可能率を上げるしかありません。

例えば、交通費を全額支給にすると横浜市だけではなく川崎市や横須賀市なんかも対象になりそうですね。

そうすれば、通勤可能率が上がり採用予測数が上がります。

このようにして、どこを改善すべきなのかを見つけていくのが採用予測の基本です。

もちろん、予測ですのでこの通りにならない場合もあります。

ただ、参考としては使えるのでぜひ掲載をする前に本当に目標人数を集められるのか計算してみて下さい。