コロナウイルスで売上が上がらない飲食店が実施するべき戦略とは?

コロナウイルスの影響で大きく影響を受けている飲食業界。

このままでは、多くの店舗が廃業の選択肢を選ばなければならない状態になってきました。

せっかく、苦労をして出したお店なのですから、出来る事なら続けたいと考えるオーナーが大半だと思います。

そこで、今回は売上の上がらない飲食店が今、実施するべき戦略を考えてみました。

いくつかの具体的な戦略をご紹介しますので、ご自身のお店のスタイルに合うかを確かめてみて下さい。

テイクアウト・お弁当・デリバリーの販売

これまで、店内での飲食しかやっていなかったお店でも、テイクアウト・お弁当・デリバリーの販売に乗り出しています。

ノウハウが無いので中々厳しいと思いますが、コンビニ弁当のように賞味期限を長くする必要はないので、普段から提供している料理の中から、少しぐらい冷めても美味しい物だけを厳選し、詰め合わせるだけで充分販売できます。

また、普段では禁止されている酒類の販売も期間限定の免許制度が出来ました。

なので、お酒とセットで販売する事も出来ます。

飲食店の中では利益率の高いと言われているお酒なので、これが販売できるようになるだけでも大きな利益に繋がります。

詳しいルールについては国税庁のHPでご確認ください。

https://www.nta.go.jp/taxes/sake/kansensho/index.htm#jigyousha

住宅街はテイクアウト・お弁当販売が有利

住宅街に近いエリアであれば、テイクアウトやお弁当の販売が有効です。

お店の前で並べるだけでも宣伝になりますし、自分たちでチラシを作って配るのもいいでしょう。

また、SNSをやっているのであれば、そこで宣伝をする事で常連さんが来てくれます。

認知されるまでは、厳しい状況が続くと思いますが、人通りがそれなりにあれば、十分やっていけます。

もし、人通りが少ない場合は、次にご紹介するデリバリーを実践してみて下さい。

駅前店舗はデリバリーが有効

駅前など自粛期間中は通行が少ないエリアにお店がある場合は、Uber Eats・出前館・楽天デリバリーなどのサービスを通しての出店をお勧めします。

もし、ツイッター等で普段からマーケティングをしているのであれば、それを利用して受注するのもアリです。

そうすれば、手数料も取られないので、出費が少なく利益を最大化できます。

自粛期間が長くなればなるほど、お店の味を食べたいと思う人が増えてくるはずです。

なので、今から環境を整えても遅くはありません。

収益性は低いかもしれませんが、少しでもキャッシュを稼ぐ手段として有効です。

お食事券を発売する

仕入れのリスクも考えて料理の提供を控えたいというお店もあると思います。

そのような場合は、未来に使えるお食事券を販売するのが一番です。

常連客が沢山ついているお店であれば、5000円のお食事券を5000円で販売しても売れると思いますが、そのような店は稀です。

なので、少し割引をしての販売をお勧めします。

例えば、5000円のお食事券を4000円で販売すれば、普段から利用している人にとってはかなりお得に感じると思います。

とにかく、今すぐに現金を集める手段としてはかなり有効です。

利用期間を設ける

再開後に出来る限り早く消費していただけるように、利用期限を設ける事を忘れないでください。

これをしていないと、いつまで経っても金券の回収が出来ないので、将来の収益予想に狂いが出てきます。

非常事態宣言の解除後、3か月間を目途に有効期限を設けるのがベストかと思います。

と言っても、20%引きぐらいでは中々厳しいの現実だと思います。

なので、3ヵ月の有効期限なら20%引き、2か月なら30%、1ヵ月なら40%引き、1週間なら50%引きと、様々な種類の金券を発売する事でお得感を演出し、売れやすくなります。

そして、さらに宣伝効果を高める方法として、90%引きの金券を個数限定で発売するのです。

もちろん、利用条件は非常事態宣言解除後の週末限定などかなり厳しくしても問題ありません。

これにより、SNSで拡散力が高まり、普段利用しない人も買ってくれやすくなります。

宣伝方法はSNS

基本的に宣伝方法はSNSが良いので、やっていない場合は早急に作ってください。

そして、とにかく知り合いに拡散してもらってください。

一番良いのが、LINEのタイムラインに公開する事です。

直接的な知り合いがツイッターアカウントの存在を広めてくれる可能性があるので、まずはLINEタイムラインでアカウントの宣伝をしましょう。

そして、その後に金券の販売をツイッターにて宣伝すれば、一定の効果を見込めると思います。

販売方法は簡単システムでOK

販売方法は、出来れば特設サイトを作るのが理想です。

しかし、イチから作るのはあまりにも現実的ではないので、既存のショッピングカートシステムの利用をお勧めします。

その中でもオススメはカラーミーショップです。

低予算かつ簡単にシステムを利用できるので機械音痴の方でも問題なく利用できます。

分からなければ、無料で支援をするのでお問い合わせよりご連絡をお願いいたします。

ZOOM飲み会・YouTube配信付のデリバリー

常連さんたちが集うお店を運営しているのであれば、オンラインで常連さんたちを集めて、飲み会を開催するのも良いと思います。

基本的には最初にご紹介したデリバリーを実施し、その人たち限定でZOOM飲み会に招待するのです。

海外ではオンラインで飲み会が流行っているので、日本でも同様に流行るはずです。

しかも、それが同じお店を普段から利用する全然知らない人となら、新しい盛り上がり方をする事でしょう。

前例があまりないので、試行錯誤が必要ですが、ZOOM飲み会を飲食店が主催する時代が来そうですね。

YouTubeで生配信・ショーの開催

ZOOM飲み会ですと、どうしてもお客さんが主役になり、お客さん次第で盛り上がりが変わってきます。

なので、お店のオーナーが主役となるYouTubeの生配信の方が難易度は低めです。

料理をデリバリーしてくれた人限定で公開し、普段は出来ないような質問コーナーや、お悩み相談、特技の披露なんてのも面白いかもしれませんね。

いずれにしても、普段からお客さんとの接点が多いお店で無いと、厳しいと思うので自分のお店に合うか吟味して実践していただければと思います。

スナックなど、夜のお店もこの方法でしばらくは、耐えられるのかと思います。

何だったら、夜のお店の方が向いているかもしれませんね。

オンライン料理教室

最後に提案するのがオンライン料理教室の実施です。

「お店の味を家庭でも」をテーマにお店の料理を食べていただくのではなく、お店の味を家で再現してもらうのです。

こちらもZOOMを利用すれば、1対複数人でお互いに話しながら進められます。

外出自粛で暇を持た余している人も多いので、普段は料理をしない人にもSNS等で参加を呼びかければ、一定数の需要は得られるのかと思います。

普通の料理動画では、一方通行なので分からない人は、分からないまま諦めてしまいます。

しかし、ZOOMを利用すれば、お互いに画面を見ながら話す事が出来るので、リアルな料理教室に近い感覚が得られる事でしょう。

ただ、有料で配信してもお客様は来ません。

なので、原則無料で実施する事をオススメします。

どこでマネタイズをするのか?

オンライン料理教室を有料にしてしまうと、中々マネタイズは厳しいと思います。

なので、その料理を作る為に使う食材のセットを販売する事をオススメします。

ただ、どこにでも手に入るような料理ですと、近くのスーパーで手に入れてしまうので意味がありません。

出来る限り、珍しい食材を使った料理を題材にして、少し割高な金額で販売しましょう。

もし、それが難しい場合は、参加してくれた人に向けて、先ほど紹介した「お食事券」の宣伝をするのも良いと思います。

同じ県内に住んでいる人であれば、終息後に来店してくれる事も十分に考えられます。

心理学でいうところの返報性の原理と言うやつです。

これは無料で与えられたことにより、お返しをしたくなる原理です。

普通の動画配信であれば、そのような原理は働きにくいのですが、双方に話せるZOOMであれば、返報性の原理が強くなります。

なので、売り込みをしても嫌な顔をされる事は無いでしょうし、世間も事情を分かっているので、同情から購入してくれる事もあります。

以上が、私の考える飲食店が今やるべき事です。

売上がほぼゼロになった今、何をやるのもリスクがありますが、黙って見ているだけでは本当に潰れてしまいます。

政府の要請にはこたえなければなりませんが、経済を回すのも国民の義務です。

様々な工夫をして、少しでも感染リスクの低い方法で一緒に経済を回していければと思います。

個別のご相談も受け付けておりますのでお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。